Three (スリー)プロモーション通訳業務、終わりました! (放心状態…)
思いっきりぎゅーってハグして。 Matt &Erin Clineご夫妻と別れました。
Cline(クライン)の創設者の1人であり、ココファームの初代ワインメーカーで、親友のブルース ガットラブさんをココファームに紹介したのが、このマット クラインさんであり、そして、ブルースと布袋ワインズのオーナービルが出会って、布袋ワインズはスタートした。。。
そんな、日本にものすごくご縁のあるマットが、初めて自分のブランド『Three』のプロモーションのために来日。初のセミナーやメーカーズディナーを開催しました。
初めてのセミナーやインタビューに、ついつい情熱を持って熱くなり話が脱線したり、通訳のためにセンテンスをもう少し短くおねがいしてもなかなか、うまくいかなくて。
それでも、回を重ねて、共に時間を過ごすごとにだんだん息も合ってきました。
アメリカ在住時代から、クラインは本当によく飲んでいたし、とにかくよく売っていました。 古木を大事にするクラッシックな多くの生産者の尊敬するワインメーカーが、この人、Mattで、控えめで優しいその人柄とワインに対する情熱も現地では大変好かれてる理由でした。
そんなMattが、わたしのワインショップ&カフェでメーカーズディナーをして下さると決まった時、本当に嬉しくて夢みたいで。
イルドコリンヌに集う沢山の方々とMattのワインをシェアできる‼️
最高のディナーとなりました。
かつてないキャンセル待ちの人数に本当に申し訳なくて。彼なら50人でも集まるだろうに。。。 とその気持ちを伝えたら、「カナの言葉で僕のワインを語ってほしくて、僕のワインを一緒に楽しんで僕のワインや古木に耳を傾けてくれる人と一緒に過ごしたい。大きなプロモーションパーティには興味なんてないんだよ」
そう言って笑ってくれ、イルドコリンヌでの時間が、一番彼自身リラックスし、陽気に語り、時には愛するエリンの椅子を蹴飛ばすフリまでしちゃうお茶目なMatt。
セミナーやスタッフトレーニングなどの緊張して硬くなってる彼の姿はいったいどこ⁉️ というくらい、はしゃいでいっぱい笑った、そんなディナーになりました。
1880年代の終わりは大陸鉄道にカリフォルニアは沸き立ち、多くの移民がやってきたそんな時代。
ジンファンデル、カリニャン、マタロ(ムールヴェドル)などの品質がカリフォルニア州より推奨され、栽培面積も最も大きかったエリアのひとつがコントラコスタでした。
禁酒法で、周りのぶどう畑は販売用の大量生産に移行し品質の低下につながった中、ここのぶどうだけはプレミアムなぶどうとして、高値で取り引きされ、引き抜かれずに済み、今や130年を超える高樹齢のぶどうとして、しっかりとCline兄弟に引き継がれ、弟のMatt Clineが、2008に独立し、Threeを立ち上げました。
自根、ドライファーム、強い風が吹き抜けるオークリーの土地からくる綺麗な酸味、そしてビーチの砂を思わせる デルハイ砂質土壌。
天、地、人=Three と命名したこの素晴らしい古木だけを使ったワイン。 もっともっと沢山の方に知ってもらえたらな、と。 思います✨
イルドコリンヌに売ってまーす(^^)
Comments