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執筆者の写真kana

Arnot-Robertsのワインセミナーに参加せていただきました!


2020年、最初のワインセミナーは大好きなカリフォルニアの造り手の1つ、

「アルノー・ロバーツ」からダンカン・アルノー・マイヤーズ氏が来日。



偶然にもお隣にかぶり付きの席でした♪

(だから、写真撮れなかったけど……笑)




まずはアルノ・ロバーツのラインナップを一通り試飲させてもらえるフリー試飲タイム、そのあと着席にてセミナー開始。



アルノ・ロバーツは、「ニューカリフォルニア」スタイルを代表するワイナリー。

エレガントで食事に寄り添うスタイルのワインが特徴です。

ワイン好きが高じて幼馴染同士の二人で立ち上げたそう。


このダンカンとネイサン・ロバーツ(お留守番)は、2001年にガレージで1樽だけのジンファンデル造りからスタートし、翌年から本格的にワイン造りを始めてリリースしたそうです。


当時は果実味豊かなワイン(いわゆるパーカーポイントの高いワイン)を造っていたというから意外です。


ですが、大変冷涼だった2008年のヴィンテージで、その時のぶどうの発酵中の香りがなんともいえず素晴らしいことに気づき、大きく方向性をいまのスタイルに変えたそうです。


アルノ・ロバーツが目指すワイン造りは「エネルギー」があり、「ピュア」「フレッシュ」「バランスのいい」ワイン。この言葉はセミナー中なんどもおっしゃっていました。


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セミナーで試飲させていただいたワインは、そのどれもが本当に一言で表すなら「ピュア」。彼らのスタイルの転機になった2008年のシラーを飲ませて頂けたのは本当にスペシャル! 香りは華やかで余韻が長く、まだ「フレッシュさ」も感じられるワイン。


2014 RIBOLLA GIALLA VARE VINEYARD NAPA VALLEY

2011 PINOT NOIR PETER MARTIN RAY SANTA CRUZ MOUNTAINS

2008 SYRAH CLARY RANCH SONOMA COAST


すべてのワインは天然酵母で発酵。

樽のニュアンスをコントロールし、亜硫酸は最小限に抑えています。



畑はオーガニックが重要なポイント!

最初はオーガニックでないぶどう畑もありましたが、今ではオーガニックに転向した畑も含めすべてのワインにオーガニック栽培のぶどうを使っています。


オーガニックの畑で造られたぶどうの収量は自然に半分になり、「ミネラル感、凝縮感のあるワイン」になり、はっきり違いがわかったそうです。





ところで、このとっても素敵なラベルは、ネイサンの祖母が水彩画で描いた「フクシアの花」。実は、ネイサンの祖母はあのマーガレット・モンダヴィ(ロバートモンダヴィ の奥様!) 

孫が造り始めたワインを、マーガレットもロバートも飲んで喜んでくれたそうです。



ディスカッション形式で行われた今回のセミナーでは質問が色々と飛び交い、その一つ一つに丁寧に答えていたダンカンさん。

とても有意義な時間だったのはもちろん、ますますアルノロバーツのワインが好きになりました!!


もちろん、イルドコリンヌに限定入荷しちゃいました♪

ぜひチェックしてくださいね!





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